恐怖と笑いについて+笑いのフォーマット

テレビのお笑いブームも

そろそろ終わり始めていると思うが、

俺の笑い論を書いて見た。

笑いと恐怖は裏表である.

ある意味SMプレー。

これを知っているのと知らないのとではだいぶ違ってくると思う。

あと、笑いの原料力の一つに怒りがあると思う。

世界に対する怒りが笑いのパワーになるのだ。

このナンセンスな狂った現実の世界から、人間を救うのは笑いだと僕は思う。

 

笑いのテクニックを自分なりにまとめてみた。

 

一、笑いは音楽。声の出し方、間の取り方、リズム。

  笑いは音楽を奏でているのだ。言葉は歌詞にあたる。

 

二、アドリブは実は用意されているのだ。

  笑いのフォーマット(ああ言われれば、こう返す)を感覚的に蓄積しておく。

  ※その人自身の性格が、ある種のフォーマットと一致している場合もある。

 

三、無理して笑わそうとしない。

  無理して笑わそうとするとたいてい寒い事になる。

  自分が無理しているなと思ったら、我慢して聞き役にまわるべき。

  沈黙を埋める事が目的で、あえてそれが狙いならそれでもいいが、僕ならやらない。

 

四、高度な笑いの後には、レベルの低い笑いが受ける。

  おそらく、緊張と緩和的笑いの効果だと思う。

  高度でちょっと難関な笑いを繰り出すと相手に緊張が生じ、

  その後低次元な事をやると、大爆笑が生じることがあるのだ。

 

五、笑いの最後の切り札。

  自分の恥ずかしい部分をさらけ出す。

  別に裸になると言う事ではない。精神的な恥ずかしい部分を

  さらけ出すと、受けやすい。

 

六、人間機械論。ロボット的な笑い。

  哲学的になるが、人間の心は

  脳のプログラム通りに動いてるみたいなものだ。それが、かいま見えた時、

  人は笑ってしまうのだ。

 

七、笑いの対象物を宙ぶらりんにする。

  

八、小さな事を、大げさに言ってみる。

  場合によっては、声の出し方もおおげさにしたり、

  セリフを工夫したり、

  ジェスチャーを入れたりすると効果が倍増する。

  ※ただし、おおげさに言う対象物を間違えると、

   寒い事になる。面倒くさい奴だと思われたりもする。

   対象物は慎重に。

 

九、斬新な言葉(フレーズ)を使う。

  普段の会話であまり使わない、斬新で格好いい言葉を使うと、

  それだけで周りの注目を集める事ができる。

 

10、いい意味で期待を裏切る。

  相手との関わりを持った瞬間から、笑いという名の

  ファンタジックストーリーが始まるのだ。

  相手に合わせて、相手の予想の一歩先をいって、

  いい意味で相手を裏切るのだ。

 

11.その場の空気を、自分の方にもっていく。

  空気を読む事も大事だが、空気を読まない事も

  大事な事です。あえて、空気を壊すことで、

  自分の流れにもって行くことができる。

  ただ、うまく空気を壊すには、勇気と才能が

  必要になると思う。失敗すると、とんでもない

  事になる場合もあるから。

 

12.子供心を忘れない。

  面白い発想は、子供心からくる。

  面白い人は、子供の心のまま、もっと言えば、

  赤ちゃんが、世界を認識していく、心を持ったまま、

  知恵をつけていき、大人になった人なのだ。

 

笑いのフォーマットはたくさん存在すると思う。

今あげたのは12個だが、また思いついたら、追加していこうと思う。

あとテクニックを細々と書いてきたが、

最大のテクニックは、相手の気持ちを考えることだ。

それが、一番むずかしい。

 

 

松本人志(MHK)の笑いについて

松本人志のMHK

(人志・松本のコント/NHKで放送していた)

面白かった。

ガッパーナ!!

ババババババババババ!!!

MHK、2ちゃんでは賛否両論吹き荒れていたが、

批判の方が多かった。

笑い所の分からない人が多くて、びっくりした。

松本人志の笑いは、右脳的な笑いだ。

普通の笑いが、2次元的だとすれば、

松本人志の笑いは4次元的。

松本人志の笑いに近いのは、

「すごいよマサルさん」だと思う。

 

ただ、松本人志監督作品の

映画は、正直、ちょっと微妙だった。

「大日本人」は面白かった、

特に、外国の方には、奇抜に見えただろう。

だけど、「しんぼる」は

CGと、ミュージッククリッピ風なとこ、

最後に神になる設定は凄いと思ったが、

小ネタの連続を見ていて、

松本ワールドらしさが出ていない。

唯一笑えたのは、部族が、走っている所。

「さや侍」は、日本人が笑っていた昔の笑いを、

外国に向けて、再現しているだけだった。

これは、松本人志の笑いではないだろう。

最後、感動風に終わらしているが、

あれは、音楽でごまかしているだけだ。

音楽家の力だ。

唯一笑えたのは、頭が外れて、戻ったと言うネタ。

あの部分が、松本ワールドなのだ。